Pairs(ペアーズ)にはブロックと非表示という二つの機能があります。どちらも相手と距離を置くための機能ですが、使い方には違いがあります。
今回は、「ブロックされるとどうなるのか?」「ブロックと退会済みの見分け方は?」「相手側の画面の見え方は?」と疑問に感じている方に向けて、ブロックのやり方や特徴などを、非表示との違いもまじえながら解説します。
Pairs(ペアーズ)のブロックとは
ペアーズのブロックとは、お互いに連絡ができないようにする機能で、マッチング前の相手にも、マッチング後の相手にも使うことができます。使用にはポイントなどが必要ないので、無料で何人でもブロックできます。また、相手側に通知は行かないので、使ったことがばれる心配は基本的にありません。
ブロックと退会は見分けがつかない
マッチング後、順調にメッセージのやり取りを続けていたのに、ある日とつぜん相手が退会してしまった、ということも少なくありません。そのような場合、相手がほかの利用者と交際を始めたので退会したとも考えられますが、ブロックされてしまったとも考えられます。
ペアーズではブロックされた場合、相手は「退会済み」と表示されるので、相手が本当に退会したのか、自分がブロックされてしまっただけなのか、見分けがつきません。
もちろん、友人などの他人のペアーズアカウントを利用してこの相手のアカウントを探すことはできますが、結局のところ、ペアーズを通してこの相手と連絡することはできないので、さっぱりとあきらめて次の出会いを探すように切り替えていくことが大切です。
画面からメッセージが消える
以上のように、相手にブロックされた場合と、相手が退会した場合は、どちらも画面の表示が同じです。画面には「退会済み」と表示され、これまでのメッセージも見られなくなります。
そのため、突然メッセージが消えてしまった場合は、相手にブロックされたか、または相手が退会したという可能性が考えられますが、やはりこれらを見分ける方法はありません。残念ですが、気持ちを切り替えて別の出会いを探しましょう。
ブロック解除は不可能のため、後悔することも
一度ブロックすると解除することはできません。そのため、ブロックするときは慎重に判断しましょう。ブロックした後で「もう一度メッセージのやり取りをしたい」と後悔しても手遅れです。
「写真が好みではない」、「メッセージの言葉づかいが気に入らない」などの小さな違和感からすぐにブロックするのはおすすめできません。代わりに非表示機能を使うなど、ひとまず放置して様子を見ましょう。
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Pairs(ペアーズ)の非表示とブロックの違い
ペアーズにはブロックと似た機能に非表示というものがあります。非表示とは、相手を検索結果やメッセージの一覧などに現れなくする機能です。
たとえば、「顔写真が好みではない」、「メッセージを何度も送ってきてしつこい」などのように、特に大きな問題があったわけではないけれど、しばらく表示しておきたくない相手に使います。
マッチング前の相手と、マッチング後の相手、どちらにも使うことができます。また、使っても相手に通知が行くことはありません。
ブロックとの違いは、いつでも自由に解除できる点です。ブロックは一度設定すると解除できないのに対して、非表示機能は好きな時にオフにできます。そのため、「もしかしたら、またメッセージのやり取りをしたくなるかもしれない」という相手には、とりあえず非表示を使うようにしましょう。
Pairs(ペアーズ)のブロックと非表示のやり方
ペアーズのブロック、または非表示の設定方法は次のとおりです。
ブロックの仕方
①ブロックしたい相手の画面右上の「…」マークを押します(メッセージ交換の画面でも操作は同じです。「…」マークを押せばメニューが表示されます)。
②「非表示・ブロックの設定」を選択します。
③「自分とお相手の画面にお互い表示されないようにしたい」を選択し、「設定内容を更新する」をタップすれば完了です。
非表示の仕方
①非表示にしたい相手の画面右上の「…」マークを押します(メッセージ交換の画面でも操作は同じです。「…」マークを押せばメニューが表示されます)。
②「非表示・ブロックの設定」を選択します。
③「自分の画面にお相手が表示されないようにしたい」を選択し、「設定内容を更新する」をタップすれば完了です。
以上のように、設定の仕方は簡単ですが、ブロックと非表示はおたがいに取りちがえやすいので注意してください。
Pairs(ペアーズ)でブロックされる理由
順調にメッセージのやり取りをしていた相手にいきなりブロックされたら誰でも悲しく思うはずです。ショックを受けないようにするためには、なぜブロックされてしまうのか、相手の心理に注目しながら原因を探ることが大切です。
ここでは、実際によくあるパターンについてご紹介します。
恋愛の対象外
一度マッチングが成立したものの、プロフィールをよく見たら求めている条件に合わなかった、という場合があります。マッチングした相手がこのように考えた場合、ブロックされてしまうことがあります。
メッセージを何度も送る
マッチング後にこちらからメッセージを送ったのに、相手がすぐに返信してくれないことも少なくありません。なぜなら、人にはそれぞれ自分の生活のペースがあるので、忙しいときにはメッセージの返事を書けないことがあるからです。
たしかに、せっかくマッチングした相手から返信が来ないとあせります。しかしそのような時に、追い打ちをかけるようにメッセージをたてつづけに送ると、相手に「気配りのできない自己中心的な人」と思われ、ブロックされてしまう危険があります。そのため、メッセージを短い期間に何度も送るのはおすすめできません。
足あとを何度もつける
相手のプロフィールを見ると閲覧履歴として足あとが残りますが、これを一日に何度もつけると相手が気味悪がってしまうことがあります。「いいね!を押さずに足あとだけ残していって気持ち悪い……」と思われてしまう危険があるのです。
足あとは無料でオフにすることができるので、足あとを残したくないという方は設定をオフにしましょう。また、気になる相手がいるけれど手持ちの「いいね!」数が足りないという時は、相手をお気に入りに入れて様子を見ることもできます。
業者と勘違いされた
誤解を招きやすいのは足あとだけではありません。メッセージのやり取りも、注意しないと不審者と思われてしまう危険があります。
たとえば、投資や株、副業など、お金に関する話題を持ち出すと、ビジネスに勧誘する業者と勘違いされてしまう危険があるので、お金の話は相手から質問されないかぎりしないようにしましょう。
また、言葉づかいが乱暴だったり、話が盛り上がっていないのに突然デートの提案をしたりすると、印象が悪くなりブロックされてしまう恐れもあります。
Pairs(ペアーズ)でブロックされないための対策
写真は魅力的なものを選ぶ
マッチングした後でプロフィールをよく見たら好みではなかった、と相手に思われないために、まずは見栄えの良い写真をメイン写真に選びましょう。清潔感や明るさに配慮することで魅力的な写真を撮ることができ、相手に好印象を与えられます。
>>Pairs(ペアーズ)でモテる男の写真術!プロフィール写真の撮り方とは?
プロフィールはすべて埋める
業者と勘違いされないために、自己紹介文は短すぎない適度な長さで記入しましょう。自己紹介があまりに短いと、相手に自分の人柄を伝えられず、不審に思われてしまいます。
仕事や趣味、恋愛観・結婚観など、相手が自分に対して良い印象を抱いてくれるように工夫しながらプロフィールをつくりましょう。
>>Pairs(ペアーズ)のプロフィール(自己紹介)の書き方!男性の例文を紹介
メッセージ交換は誠実に
ちょっとした言葉づかい一つで相手の気持ちをそこねてしまうことがあるので、メッセージのやり取りには注意が必要です。たとえば、最初のメッセージではあいさつをする、いきなりタメ口を使わない、返信を急かさないなど、相手に対する思いやりの心を忘れないようにしましょう。
メッセージ交換のペースは相手の生活リズムに合わせるのがおすすめです。一日に一通のメッセージを送るペースが一般的ですが、もちろん人によって個人差があります。相手が一日に複数のメッセージを送ってきた場合は、相手に合わせてメッセージを送りましょう。
>>Pairs(ペアーズ)のマッチング後の初メッセージで返事をもらうには?初回に送る例文を紹介
Pairs(ペアーズ)のブロック・非表示まとめ
ペアーズのブロック機能が効果を発揮する場面はふたつですね。ひとつは、ペアーズ内で知り合いを見つけてしまった時です。
もちろん、ペアーズで知り合いに出会うことはまずありませんが、ごくまれに知り合いを見つけてしまう場合もあります。そのような場合は、非表示ではなくブロックを使います。
非表示にしても自分の画面に相手が表示されなくなるだけで、相手からは自分のプロフィールが見られる状態のままです。ブロックをしてお互いにプロフィールを見られないようにすれば、ペアーズを利用していることが友人や知人に知られる危険はなくなります。知り合いを見つけたら非表示ではなく、ブロックを使うようにしましょう。
もうひとつは、不審者に出会ってしまった時です。たとえば、相手がお金の話を持ち出してきたり、何度もしつこくメッセージを送ってきたりするなど、メッセージのやり取りで違和感を覚えた場合は、まず相手をペアーズに違反報告してからブロックしましょう。
このようにして通報された相手は強制的に退会させられることもあるので、ほかの利用者が不快な思いをすることを未然に防げます。安心してサービスを使える環境を利用者全員でつくっていく姿勢も大切ですね。
そして、ブロックのデメリットは一度設定したら戻すことができない点です。設定した後で後悔しないために、よほどのことでないかぎりブロックは使わず、その代わりに非表示機能を使ってしばらく様子を見ることをおすすめします。
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